はじめまして。
BL小説を書いております、やぴと申します。
こちらは男同士の恋愛小説となっております。
ストーリーの関係上、性描写があります。
ご理解いただける方のみ、自己責任において閲覧ください。
実際は小説と呼べるほどのものでもなく、趣味で書いていますので、稚拙な文章ではありますが楽しく読んで頂けると幸いです。
コメントなど気軽に頂けると嬉しいです。
誹謗中傷などの心無いコメントは当方で削除させていただきます。ご了承下さい。
花嫁の秘密 番外編 寝間着と誘惑の行方 3 [花嫁の秘密 番外編]
アンジェラの手はいまなお震えている。
何がハニーをそこまでさせるのだろうかと考えてみたが、今の所全く分からない。だが、だんだんとこの状況が楽しくなってきた。
アンジェラはズボンをおろし、更には下着に手を掛け、そのままゆっくりとずらしていった。
そこから現れたのは深紅の草むらから大きく突き出たクリスの分身。
アンジェラの息を呑む音が聞こえた。
なんてかわいらしいのだろうか。同じものがついているはずなのに、この初々しい反応に自分の分身が何か期待を込めたように更に質量を増した気がする。
これから何が起ころうとしているのだろうか?
外気に晒された昂りがアンジェラの温かな手に包み込まれた。
クリスは驚き、もちろん握られたそれも驚きで大きく跳ねた。
「あぁ、ハニー」
クリスは大きく息を吐き、アンジェラの手を強く掴んだ。
「クリス、だめ?」
アンジェラは小首を傾げ問う。
「そんなことは、ない…」
積極的なアンジェラに戸惑いつつ、本当はもっとぎゅっと握って欲しいと思っている。
だから、アンジェラの手を握るクリスの手には力がこもっているのだ。
「なあ、ハニー、このままベッドへ行こう」
部屋の入り口近くに立ったまま、この行為を続けるのはなんだか滑稽な気がした。
それにこんな状況はそうそうあるものではない。ハニーが何をしようとしているのかはよく分からないが、ベッドで思う存分愉しもうとしていることは間違いないだろう。
クリスは昨日泣かせてしまったことなど、すっかり忘れてしまっている。
クリスは手を離すと、中途半端に肌蹴たシャツを脱ぎ、半分ほど脱げたズボンと下着も驚異的なスピードで脱いだ。
アンジェラは脱ぎ始めたクリスを見て恥ずかしそうに、パッと手を離し、その手をどうしていいのか分からないまま宙に浮かせている。
思わず笑みが漏れる。どんな仕草もかわいくて仕方がない。
一人裸になったクリスはアンジェラをすっと抱きかかえ、ベッドへ連れて行った。
ちょこんとベッドに座ったアンジェラは、クリスの逞しい身体に釘付けになっている。
クリスはベッドにあがり、アンジェラの頬に手を伸ばすと、顔を近づけ優しく唇を重ねた。
「今日はどうした…こんな、ふうに…」
「んっ……いや、…だった?」
唇を吸い合いながらの会話は魅力的だった。
けれどふいにアンジェラは唇を離し、何か言いたそうにクリスをじっと見つめた。
「今日は、わたしがいろいろしたいの。だめ?」
そういうと、クリスを押し倒すように上に圧し掛かった。
上から見下ろし、クリスの返事を待っている。
クリスは考えた。
いろいろの中には何が入っているのだろうかと……。
けれど考えると同時にすでに返事をしていた。
「いいよ」と一言。
つづく
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何がハニーをそこまでさせるのだろうかと考えてみたが、今の所全く分からない。だが、だんだんとこの状況が楽しくなってきた。
アンジェラはズボンをおろし、更には下着に手を掛け、そのままゆっくりとずらしていった。
そこから現れたのは深紅の草むらから大きく突き出たクリスの分身。
アンジェラの息を呑む音が聞こえた。
なんてかわいらしいのだろうか。同じものがついているはずなのに、この初々しい反応に自分の分身が何か期待を込めたように更に質量を増した気がする。
これから何が起ころうとしているのだろうか?
外気に晒された昂りがアンジェラの温かな手に包み込まれた。
クリスは驚き、もちろん握られたそれも驚きで大きく跳ねた。
「あぁ、ハニー」
クリスは大きく息を吐き、アンジェラの手を強く掴んだ。
「クリス、だめ?」
アンジェラは小首を傾げ問う。
「そんなことは、ない…」
積極的なアンジェラに戸惑いつつ、本当はもっとぎゅっと握って欲しいと思っている。
だから、アンジェラの手を握るクリスの手には力がこもっているのだ。
「なあ、ハニー、このままベッドへ行こう」
部屋の入り口近くに立ったまま、この行為を続けるのはなんだか滑稽な気がした。
それにこんな状況はそうそうあるものではない。ハニーが何をしようとしているのかはよく分からないが、ベッドで思う存分愉しもうとしていることは間違いないだろう。
クリスは昨日泣かせてしまったことなど、すっかり忘れてしまっている。
クリスは手を離すと、中途半端に肌蹴たシャツを脱ぎ、半分ほど脱げたズボンと下着も驚異的なスピードで脱いだ。
アンジェラは脱ぎ始めたクリスを見て恥ずかしそうに、パッと手を離し、その手をどうしていいのか分からないまま宙に浮かせている。
思わず笑みが漏れる。どんな仕草もかわいくて仕方がない。
一人裸になったクリスはアンジェラをすっと抱きかかえ、ベッドへ連れて行った。
ちょこんとベッドに座ったアンジェラは、クリスの逞しい身体に釘付けになっている。
クリスはベッドにあがり、アンジェラの頬に手を伸ばすと、顔を近づけ優しく唇を重ねた。
「今日はどうした…こんな、ふうに…」
「んっ……いや、…だった?」
唇を吸い合いながらの会話は魅力的だった。
けれどふいにアンジェラは唇を離し、何か言いたそうにクリスをじっと見つめた。
「今日は、わたしがいろいろしたいの。だめ?」
そういうと、クリスを押し倒すように上に圧し掛かった。
上から見下ろし、クリスの返事を待っている。
クリスは考えた。
いろいろの中には何が入っているのだろうかと……。
けれど考えると同時にすでに返事をしていた。
「いいよ」と一言。
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2011-04-10 00:06
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