はじめまして。


BL小説を書いております、やぴと申します。
こちらは男同士の恋愛小説となっております。
ストーリーの関係上、性描写があります。
ご理解いただける方のみ、自己責任において閲覧ください。
実際は小説と呼べるほどのものでもなく、趣味で書いていますので、稚拙な文章ではありますが楽しく読んで頂けると幸いです。

コメントなど気軽に頂けると嬉しいです。
誹謗中傷などの心無いコメントは当方で削除させていただきます。ご了承下さい。

花嫁の秘密 番外編 寝間着と誘惑の行方 4 [花嫁の秘密 番外編]

アンジェラはクリスの腹に跨った状態で、そっと手を伸ばし、首筋を指先でなぞった。
そのまま屈み込み、顎先にキスをし、男らしく突き出た喉仏にもキスをした。

クリスはなおも荒く息を吐き、アンジェラの初めての愛撫に身を任せている。
実際少し触れられるだけで、爆発してしまいそうなほどの欲望に身を包まれ、呼吸さえも苦しいくらいだった。
アンジェラのキスはどんどん降下している。

そしてとうとうアンジェラの唇は、クリスの硬く猛った中心へと到達した。

アンジェラは先ほどよりも強く握りしめると、先端に口づけ、すでに溢れ出ていた滴りをぺろりと舐めあげた。

クリスはうぅっとうめき、背を撓らせた。

「ハニー、一体どこでそんな事覚えて来たんだい?」
訊かずにはいられない。

「あ…の、…クリスが昨日してくれたから……」
アンジェラはどぎまぎしながら答え、またぺろりと舐めた。
そして、くびれの部分をくるりと舐めると、ぱくっと口に含んだ。
舌を動かし、きゅっと吸う。

「あぁ…ハニー」
クリスはもはやうめき声とアンジェラの名前しか口に出来ない。

クリスは上半身を起こすと、アンジェラの一生懸命な姿を目に映した。

小さな口をいっぱいにして頑張る姿に思わず見惚れる。しかも拙いながらも、自分を今までにないくらい感じさせているのだから、愛おしくてたまらない。
そしてその表情が見たくなった。

「ハニー、こっち向いて」

クリスのその声にアンジェラの視線が上へ向いた。

ハニーに見つめられた瞬間一気に限界が押し寄せてきた。
こういう事はテクニックが重要だと思っていたが、どうやら違っていたようだ。

クリスは我慢しきれず、アンジェラに手を伸ばしぐいっと抱き寄せた。

「あっ、クリス、まだだめ」
アンジェラは玩具を取り上げられた子供のような声をあげた。

「何がまだダメなの?いつの間にかこんなことまで覚えて」
抱き寄せたアンジェラの唇に軽くチュッとキスをする。

「だって、クリスに満足して欲しくて……」

「どうして急に?いつも満足しているよ。し過ぎておかしくなってるくらいだ。それに――ハニーのその姿だけでも、かなり満足なんだけどね」

まだ寝間着姿のアンジェラだが、薄絹を持ち上げている膨らみにクリスが気付かないはずはない。それに、かなり透けて見えているのだから、そこに目がいかない方がおかしい。

つづく


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