はじめまして。
BL小説を書いております、やぴと申します。
こちらは男同士の恋愛小説となっております。
ストーリーの関係上、性描写があります。
ご理解いただける方のみ、自己責任において閲覧ください。
実際は小説と呼べるほどのものでもなく、趣味で書いていますので、稚拙な文章ではありますが楽しく読んで頂けると幸いです。
コメントなど気軽に頂けると嬉しいです。
誹謗中傷などの心無いコメントは当方で削除させていただきます。ご了承下さい。
ひとひらの絆 8 [ひとひらの絆]
「ごちそうさま。一葉、このクッキー美味しかった!」
「ふふっ、それはクッキーじゃなくてマドレーヌっていうお菓子だよ」
この日も、二人は仲良くおやつタイムを楽しんでいた。
守はおやつに釣られ、一葉と思いの外仲良くなっていた。
「守くん――」
一葉がソファに座る守の傍へ近寄り、守を見上げる様にしてその足元に座り込んだ。
「なあに?一葉」
守がくりっとした目を不思議そうに一葉に向ける。
「ねぇ、いつも容兄さんとしてること、僕がしてあげようか?」
一葉のいつもとは違う艶っぽい表情に、守はドキッとした。
「兄ちゃんとしてることって……何の事?」
守はしらばっくれている訳ではなく、本当に何のことか分からず訊いていた。
「ここだよ」
一葉がそう言って、守の股間に手を触れた。
「あっ、そこは――」ダメと言いかけた守だが、すでに一葉の手が動き出していて思わず口を閉じてしまった。
「あっ……あん…一葉、そこは兄ちゃんがするところなんだ……」
かわいらしく吐息交りの声を発しながら、守が口だけで抵抗する。
「守くん、かわいい。ここ気持ちいいんでしょ。僕もっと触りたい――だめ?」
ふにふにと揉みながら一葉が訊いた。
「う……うん…いいよ……でも、兄ちゃんには内緒だよ……あふっ」
守が自ら、容に秘密を作った。
一葉は内心ほくそ笑みながら、かわいく喘ぐ守の股間を揉んでいた。
「じゃあ、もっと気持ち良くしてあげるから。ズボン脱いで、ベッドへおいで」
一葉は守から離れて、ベッドへ腰を下ろした。
守は言われた通りにズボンとパンツを脱いで、ベッドに上がってちょこんと座りこんだ。
「いつも容兄さんにはどんなふうにしてもらうの?」
守は一葉に訊かれ、いつもは背中から抱きかかえられて、触ってもらっていると説明した。
そして、気持ちよくなって出そうになったらティッシュでガードすると言った。
一葉がにっこりと笑い、「じゃあ、今日はティッシュなしでやってみる?」と言った。
守はよく分からなかったが「うんっ」と張り切って答えた。
守をベッドに横にすると、一葉が股のあたりを覗き込んでいた。
そして守の小さなペニスを手で優しく包み込み、そのまま口に咥えた。
「あっ、一葉!何するんだ?あっ……あっ……一葉、あんっ…気持ちいい……」
守は初めてフェラチオをされ、すぐにその気持ちよさに喘ぎ始めた。
「かず……は、ぁん……ぼく…もうでそうっ……一葉、どうしたらいいの……あっ、でちゃうよー」
守が泣きそうになりながら、このままでは一葉の口の中に出してしまうと、困っていた。
だけど、もうどうしようもなくなってそのまま小さく喘ぐと、ピクンとペニスを震わせ一葉の口の中へ射精した。
一葉が顔をあげ、守の目の前でごくんと口の中のモノを呑み込む姿を見せた。
「んふっ、守くんの美味しかった――気持ちよかった?」
初めてされたフェラチオに少し脱力気味の守は、頬を上気させ「うんっ」と少し恥ずかしそうに答えた。
この日から、おやつとフェラチオはセットになった。
守は今では一葉の虜になっていた。正確には一葉のする行為にだが……。
つづく
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「ふふっ、それはクッキーじゃなくてマドレーヌっていうお菓子だよ」
この日も、二人は仲良くおやつタイムを楽しんでいた。
守はおやつに釣られ、一葉と思いの外仲良くなっていた。
「守くん――」
一葉がソファに座る守の傍へ近寄り、守を見上げる様にしてその足元に座り込んだ。
「なあに?一葉」
守がくりっとした目を不思議そうに一葉に向ける。
「ねぇ、いつも容兄さんとしてること、僕がしてあげようか?」
一葉のいつもとは違う艶っぽい表情に、守はドキッとした。
「兄ちゃんとしてることって……何の事?」
守はしらばっくれている訳ではなく、本当に何のことか分からず訊いていた。
「ここだよ」
一葉がそう言って、守の股間に手を触れた。
「あっ、そこは――」ダメと言いかけた守だが、すでに一葉の手が動き出していて思わず口を閉じてしまった。
「あっ……あん…一葉、そこは兄ちゃんがするところなんだ……」
かわいらしく吐息交りの声を発しながら、守が口だけで抵抗する。
「守くん、かわいい。ここ気持ちいいんでしょ。僕もっと触りたい――だめ?」
ふにふにと揉みながら一葉が訊いた。
「う……うん…いいよ……でも、兄ちゃんには内緒だよ……あふっ」
守が自ら、容に秘密を作った。
一葉は内心ほくそ笑みながら、かわいく喘ぐ守の股間を揉んでいた。
「じゃあ、もっと気持ち良くしてあげるから。ズボン脱いで、ベッドへおいで」
一葉は守から離れて、ベッドへ腰を下ろした。
守は言われた通りにズボンとパンツを脱いで、ベッドに上がってちょこんと座りこんだ。
「いつも容兄さんにはどんなふうにしてもらうの?」
守は一葉に訊かれ、いつもは背中から抱きかかえられて、触ってもらっていると説明した。
そして、気持ちよくなって出そうになったらティッシュでガードすると言った。
一葉がにっこりと笑い、「じゃあ、今日はティッシュなしでやってみる?」と言った。
守はよく分からなかったが「うんっ」と張り切って答えた。
守をベッドに横にすると、一葉が股のあたりを覗き込んでいた。
そして守の小さなペニスを手で優しく包み込み、そのまま口に咥えた。
「あっ、一葉!何するんだ?あっ……あっ……一葉、あんっ…気持ちいい……」
守は初めてフェラチオをされ、すぐにその気持ちよさに喘ぎ始めた。
「かず……は、ぁん……ぼく…もうでそうっ……一葉、どうしたらいいの……あっ、でちゃうよー」
守が泣きそうになりながら、このままでは一葉の口の中に出してしまうと、困っていた。
だけど、もうどうしようもなくなってそのまま小さく喘ぐと、ピクンとペニスを震わせ一葉の口の中へ射精した。
一葉が顔をあげ、守の目の前でごくんと口の中のモノを呑み込む姿を見せた。
「んふっ、守くんの美味しかった――気持ちよかった?」
初めてされたフェラチオに少し脱力気味の守は、頬を上気させ「うんっ」と少し恥ずかしそうに答えた。
この日から、おやつとフェラチオはセットになった。
守は今では一葉の虜になっていた。正確には一葉のする行為にだが……。
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2011-05-31 20:35
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