はじめまして。
BL小説を書いております、やぴと申します。
こちらは男同士の恋愛小説となっております。
ストーリーの関係上、性描写があります。
ご理解いただける方のみ、自己責任において閲覧ください。
実際は小説と呼べるほどのものでもなく、趣味で書いていますので、稚拙な文章ではありますが楽しく読んで頂けると幸いです。
コメントなど気軽に頂けると嬉しいです。
誹謗中傷などの心無いコメントは当方で削除させていただきます。ご了承下さい。
妄想と暴走 10 [妄想と暴走]
早く欲しい。
パーシヴァルは拗ねたようなキスをして、焦らすジェームズの鼻をかじった。
「痛っ!なにするんですか?」
ふんっ!こっちは身体のあちこちがじれったさに悲鳴を上げてるっていうのに、ちょっとかじったくらいなんだっていうんだ。
「いまになって、やっぱりやめたって言うんじゃないだろうな」そんなこと言おうものなら、いますぐにジェームズの首を締めてやる。見る限り身体が反応しているのは間違いない。だったらどうして、ベッドに押し倒したときのような激しさと勢いで僕を満足させてくれないのだろうか?僕がジェームズを満足させることも拒むのはなぜだ?
もしかすると僕の身体は自分で思うほど魅力的ではないのか?余計な肉は付いていないし、肌もすべすべだ。不満があるとは思えない。まさか!いろんな男の手垢が付いた身体は欲しくないとか?
「こっちは初めてなんだ。もっとゆっくり進めてもいいだろう?」ジェームズは照れ隠しか、素っ気なく言ってパーシヴァルの小さな顔を両手で包んだ。出来の悪い子供に言い聞かせるときのような、優しい目で同意を引き出す。
パーシヴァルは操り人形のように頭を垂れた。
「光栄だ」
ジェームズが微笑む。いい子にはご褒美とばかりに、キスと愛撫をくれた。大切な宝物を扱うような優しい手つきで。
いつ以来だろうか?こんなふうに誰かが僕に愛情をみせてくれたのは。
すごく不安になるけど、ジェームズは紛れもなく僕に愛情を示してくれている。もちろんこっちの想いに比べたらほんのささやか程度かもしれないけど。それでも僕たちはいいスタートを切った。そうでなければ、ジェームズの指が中へ入って来るはずがない!
「ああ……ジェームズ――」準備は整っている。いつでもその大きくて硬い淫らな棒で、僕をめちゃくちゃにしてくれて結構だ。パーシヴァルは腰を軽く前後に揺らし、細い指の感触を余すことなく味わった。繊細で骨ばった指がもう一本追加された。中を探られ、ぶるぶると震えた。恥ずかしい事に、もういってしまいそうだ。
せめてジェームズを迎えるまでは我慢したい。
「本当に初めてなのか?あっ……ん、そこはすごくイイ!」
「もちろん。気に入ってくれたのか?」ジェームズはパーシヴァルと同じように尋ねた。憎らしいほど高慢な微笑みをみせて、僕のお腹に濡れたペニスの先を押し付けてきた。
ひどい!僕がどれだけこれを欲しがっているのか知っているくせに。
パーシヴァルは自棄になって、ジェームズの唇を貪った。舌を乱暴に突っ込み、歯のひとつひとつを余すことなく舐めつくした。ジェームズは呻き声をあげ、激しいキスで応酬した。
やっとジェームズの尻に火をつけられたようだ。これで、もう間もなく、ジェームズは僕とひとつになる。
もう、逃がすものか。
つづく
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パーシヴァルは拗ねたようなキスをして、焦らすジェームズの鼻をかじった。
「痛っ!なにするんですか?」
ふんっ!こっちは身体のあちこちがじれったさに悲鳴を上げてるっていうのに、ちょっとかじったくらいなんだっていうんだ。
「いまになって、やっぱりやめたって言うんじゃないだろうな」そんなこと言おうものなら、いますぐにジェームズの首を締めてやる。見る限り身体が反応しているのは間違いない。だったらどうして、ベッドに押し倒したときのような激しさと勢いで僕を満足させてくれないのだろうか?僕がジェームズを満足させることも拒むのはなぜだ?
もしかすると僕の身体は自分で思うほど魅力的ではないのか?余計な肉は付いていないし、肌もすべすべだ。不満があるとは思えない。まさか!いろんな男の手垢が付いた身体は欲しくないとか?
「こっちは初めてなんだ。もっとゆっくり進めてもいいだろう?」ジェームズは照れ隠しか、素っ気なく言ってパーシヴァルの小さな顔を両手で包んだ。出来の悪い子供に言い聞かせるときのような、優しい目で同意を引き出す。
パーシヴァルは操り人形のように頭を垂れた。
「光栄だ」
ジェームズが微笑む。いい子にはご褒美とばかりに、キスと愛撫をくれた。大切な宝物を扱うような優しい手つきで。
いつ以来だろうか?こんなふうに誰かが僕に愛情をみせてくれたのは。
すごく不安になるけど、ジェームズは紛れもなく僕に愛情を示してくれている。もちろんこっちの想いに比べたらほんのささやか程度かもしれないけど。それでも僕たちはいいスタートを切った。そうでなければ、ジェームズの指が中へ入って来るはずがない!
「ああ……ジェームズ――」準備は整っている。いつでもその大きくて硬い淫らな棒で、僕をめちゃくちゃにしてくれて結構だ。パーシヴァルは腰を軽く前後に揺らし、細い指の感触を余すことなく味わった。繊細で骨ばった指がもう一本追加された。中を探られ、ぶるぶると震えた。恥ずかしい事に、もういってしまいそうだ。
せめてジェームズを迎えるまでは我慢したい。
「本当に初めてなのか?あっ……ん、そこはすごくイイ!」
「もちろん。気に入ってくれたのか?」ジェームズはパーシヴァルと同じように尋ねた。憎らしいほど高慢な微笑みをみせて、僕のお腹に濡れたペニスの先を押し付けてきた。
ひどい!僕がどれだけこれを欲しがっているのか知っているくせに。
パーシヴァルは自棄になって、ジェームズの唇を貪った。舌を乱暴に突っ込み、歯のひとつひとつを余すことなく舐めつくした。ジェームズは呻き声をあげ、激しいキスで応酬した。
やっとジェームズの尻に火をつけられたようだ。これで、もう間もなく、ジェームズは僕とひとつになる。
もう、逃がすものか。
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2014-04-20 01:23
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