はじめまして。
BL小説を書いております、やぴと申します。
こちらは男同士の恋愛小説となっております。
ストーリーの関係上、性描写があります。
ご理解いただける方のみ、自己責任において閲覧ください。
実際は小説と呼べるほどのものでもなく、趣味で書いていますので、稚拙な文章ではありますが楽しく読んで頂けると幸いです。
コメントなど気軽に頂けると嬉しいです。
誹謗中傷などの心無いコメントは当方で削除させていただきます。ご了承下さい。
花嫁の秘密 番外編 寝間着と誘惑の行方 1 [花嫁の秘密 番外編]
今夜はクリスに呼ばれていない。
けれどアンジェラは、クリスからのプレゼントに身を包み、化粧着を羽織るとクリスの寝室へ向かった。
そっと声を掛けて中へ入ると、クリスは書き物机で手紙を書いていた。まだシャツにズボン姿で、寝るような姿ではなかった。
「どうした?ハニー」
クリスは驚いて立ち上がった。
「あの、忙しかった?」
アンジェラは急に不安になった。勝手に寝室にやって来て、迷惑だったのかもしれない。
「そんなことないよ」
クリスは足早に部屋の入口まで歩み寄り、今にも部屋から出て行きそうなアンジェラを抱きしめる。
アンジェラはクリスを見上げ「よかった」と笑みをこぼした。
そしてドキドキとしながらも、優しく抱きしめるクリスの腕の中で少し身じろぎし、化粧着をするりと下へ落とした。
クリスからプレゼントされたばかりの、淡い薔薇色の寝間着姿が晒される。
クリスが下に落ちた化粧着に視線を向け、そのまま下から上へアンジェラの寝間着姿を確認している。
クリスの視線が熱い。
裸足でやって来たアンジェラは、素足を見られることさえ恥ずかしかった。つま先から、視線が身体の中心へ達した時には、心臓はドキドキとし、あそこもドキドキとしているように脈打つのを感じた。
それから視線は胸元へ移った。
寝間着が少し透けているのが分かっていたから、なおさら恥ずかしい。まるで裸を見られているような感覚に陥っていた。
クリスの喉が上下するのが見えた。
そして少しかすれた声で、「綺麗だよ、ハニー」と言ってくれた。
「クリス、プレゼントありがとう。とても素敵だし、着心地もとてもいいの」
そう言って、アンジェラはクリスに抱きつき、見上げた。
まるでキスをせがむように――
アンジェラはクリスの唇を待った。
すっと顔が近づき、望んだように唇が重なった。
クリスはいつもリードしてくれる。このキスもクリスに誘われる様に唇を差し出した。
今日はわたしの番。
アンジェラが積極的にいこうとした瞬間、クリスが突然唇を離した。
つづく
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けれどアンジェラは、クリスからのプレゼントに身を包み、化粧着を羽織るとクリスの寝室へ向かった。
そっと声を掛けて中へ入ると、クリスは書き物机で手紙を書いていた。まだシャツにズボン姿で、寝るような姿ではなかった。
「どうした?ハニー」
クリスは驚いて立ち上がった。
「あの、忙しかった?」
アンジェラは急に不安になった。勝手に寝室にやって来て、迷惑だったのかもしれない。
「そんなことないよ」
クリスは足早に部屋の入口まで歩み寄り、今にも部屋から出て行きそうなアンジェラを抱きしめる。
アンジェラはクリスを見上げ「よかった」と笑みをこぼした。
そしてドキドキとしながらも、優しく抱きしめるクリスの腕の中で少し身じろぎし、化粧着をするりと下へ落とした。
クリスからプレゼントされたばかりの、淡い薔薇色の寝間着姿が晒される。
クリスが下に落ちた化粧着に視線を向け、そのまま下から上へアンジェラの寝間着姿を確認している。
クリスの視線が熱い。
裸足でやって来たアンジェラは、素足を見られることさえ恥ずかしかった。つま先から、視線が身体の中心へ達した時には、心臓はドキドキとし、あそこもドキドキとしているように脈打つのを感じた。
それから視線は胸元へ移った。
寝間着が少し透けているのが分かっていたから、なおさら恥ずかしい。まるで裸を見られているような感覚に陥っていた。
クリスの喉が上下するのが見えた。
そして少しかすれた声で、「綺麗だよ、ハニー」と言ってくれた。
「クリス、プレゼントありがとう。とても素敵だし、着心地もとてもいいの」
そう言って、アンジェラはクリスに抱きつき、見上げた。
まるでキスをせがむように――
アンジェラはクリスの唇を待った。
すっと顔が近づき、望んだように唇が重なった。
クリスはいつもリードしてくれる。このキスもクリスに誘われる様に唇を差し出した。
今日はわたしの番。
アンジェラが積極的にいこうとした瞬間、クリスが突然唇を離した。
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2011-04-08 00:00
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