はじめまして。
BL小説を書いております、やぴと申します。
こちらは男同士の恋愛小説となっております。
ストーリーの関係上、性描写があります。
ご理解いただける方のみ、自己責任において閲覧ください。
実際は小説と呼べるほどのものでもなく、趣味で書いていますので、稚拙な文章ではありますが楽しく読んで頂けると幸いです。
コメントなど気軽に頂けると嬉しいです。
誹謗中傷などの心無いコメントは当方で削除させていただきます。ご了承下さい。
Sの可愛い子犬 5 [Sの可愛い子犬]
また自分のものを擦られるのだろうかと思いながら、ジョンは着ている服をすべて脱いだ。せっかく体を綺麗にしたばかりなのに、また汚れてしまう。
ステフはジョンの身体を引き寄せると腰のあたりに指先を滑らせ、満足そうな笑みを浮かべた。
「ジョン、お前の身体はいつ見ても綺麗だな。それに柔らかいし、すべすべしている」
褒められたのだろうか?新しい石鹸で体を洗っておいてよかったと、先ほどの後悔など忘れてジョンは喜んだ。でも柔らかいというのは、つまりは男らしくないということ。ひと月厩舎で働いていた時はもっと締まっていたように思う。
すらりとした見た目のステフの腹部は筋肉質で、あそこも大きく硬い。全身裸になったらどんな体をしているのだろう。
「ジョン、後ろを向け」
もしかして考えを読まれたのだろうか?ジョンは慌てて背を向けた。ステフの裸がどんなのか考えるなんて愚かだった。
「そう、それで上半身を屈めて――そうだ」
ジョンはステフの言うままに従い、おしりを突き出す形になった。
「ステフ様、あの、こんな恰好……その」恥ずかしさから、きゅっと足を閉じもじもじとしてしまう。
「うるさいな……とりあえずじっとしてろよ」ステフはジョンの羞恥などお構いなしに両方の尻たぶに手を添えると、ぐいと左右に押し拡げた。
「あっ!ス、ステフ様……やめてください。見ないで、見ないでください」ジョンは思わず両手で顔を覆った。全身が一気に火照り熱くなる
「恥ずかしいのか?――ふぅん、ここに入れるのか……お前のココ綺麗だな。――ジョン、もっと尻を突き出せ」
ステフの命令にジョンは嫌でも従う。この数か月ですっかり体に染みついてしまった。言うことを聞いていれば藁がチクチクと刺さるようなベッドで寝ることもない。石鹸を使って体を洗って、清潔な寝間着を着ることもできる。あのひと月で体験したことはジョンにとっては悪夢でしかなかった。
突然、おしりの穴に何かが触れた。それはもちろんステフの指先で、その指は中に押し入ろうとしていた。
「ああっ、何をっ!」ジョンは思わず大きな声を出してしまった。こんなところを触るなんてステフはどうしてしまったのだろう。
「玩具はじっとしてろ。――ちょっ、力入れすぎなんだよ。指がこれ以上入らないだろ」
玩具――わかってはいたけど、実際に言われるとなんだか胸が苦しい。遊び相手だと言ったけど、僕はただ遊ばれる側で、ステフのすることを一方的に受け入れなければならないただの玩具に過ぎない。
ステフとあの木の根元で出会って四ヶ月。ジョンはずっとステフの玩具だった。きっとこれからもそう。何も変わらないし、変えられない。
「でも……痛いです……」ジョンは力なく言った。
「くそっ、ベッドで待ってろ」ステフは苛ついたようにジョンをベッドへ押しやり、部屋から出て行った。
つづく
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ステフはジョンの身体を引き寄せると腰のあたりに指先を滑らせ、満足そうな笑みを浮かべた。
「ジョン、お前の身体はいつ見ても綺麗だな。それに柔らかいし、すべすべしている」
褒められたのだろうか?新しい石鹸で体を洗っておいてよかったと、先ほどの後悔など忘れてジョンは喜んだ。でも柔らかいというのは、つまりは男らしくないということ。ひと月厩舎で働いていた時はもっと締まっていたように思う。
すらりとした見た目のステフの腹部は筋肉質で、あそこも大きく硬い。全身裸になったらどんな体をしているのだろう。
「ジョン、後ろを向け」
もしかして考えを読まれたのだろうか?ジョンは慌てて背を向けた。ステフの裸がどんなのか考えるなんて愚かだった。
「そう、それで上半身を屈めて――そうだ」
ジョンはステフの言うままに従い、おしりを突き出す形になった。
「ステフ様、あの、こんな恰好……その」恥ずかしさから、きゅっと足を閉じもじもじとしてしまう。
「うるさいな……とりあえずじっとしてろよ」ステフはジョンの羞恥などお構いなしに両方の尻たぶに手を添えると、ぐいと左右に押し拡げた。
「あっ!ス、ステフ様……やめてください。見ないで、見ないでください」ジョンは思わず両手で顔を覆った。全身が一気に火照り熱くなる
「恥ずかしいのか?――ふぅん、ここに入れるのか……お前のココ綺麗だな。――ジョン、もっと尻を突き出せ」
ステフの命令にジョンは嫌でも従う。この数か月ですっかり体に染みついてしまった。言うことを聞いていれば藁がチクチクと刺さるようなベッドで寝ることもない。石鹸を使って体を洗って、清潔な寝間着を着ることもできる。あのひと月で体験したことはジョンにとっては悪夢でしかなかった。
突然、おしりの穴に何かが触れた。それはもちろんステフの指先で、その指は中に押し入ろうとしていた。
「ああっ、何をっ!」ジョンは思わず大きな声を出してしまった。こんなところを触るなんてステフはどうしてしまったのだろう。
「玩具はじっとしてろ。――ちょっ、力入れすぎなんだよ。指がこれ以上入らないだろ」
玩具――わかってはいたけど、実際に言われるとなんだか胸が苦しい。遊び相手だと言ったけど、僕はただ遊ばれる側で、ステフのすることを一方的に受け入れなければならないただの玩具に過ぎない。
ステフとあの木の根元で出会って四ヶ月。ジョンはずっとステフの玩具だった。きっとこれからもそう。何も変わらないし、変えられない。
「でも……痛いです……」ジョンは力なく言った。
「くそっ、ベッドで待ってろ」ステフは苛ついたようにジョンをベッドへ押しやり、部屋から出て行った。
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2022-07-23 23:46
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