はじめまして。
BL小説を書いております、やぴと申します。
こちらは男同士の恋愛小説となっております。
ストーリーの関係上、性描写があります。
ご理解いただける方のみ、自己責任において閲覧ください。
実際は小説と呼べるほどのものでもなく、趣味で書いていますので、稚拙な文章ではありますが楽しく読んで頂けると幸いです。
コメントなど気軽に頂けると嬉しいです。
誹謗中傷などの心無いコメントは当方で削除させていただきます。ご了承下さい。
Sの可愛い子犬 7 [Sの可愛い子犬]
ステフは裸になり、現れた自分のモノに驚愕した。
今までのどんな時より硬く凶器のように反り上がっていた。その先はぬらぬらと濡れており、今もどんどん溢れている。
ステフは誘われるがまま、ジョンの赤く熟れた蕾に挿入し始めた。
足を押さえつけ拡げると、抵抗する間もなくどんどんと呑み込ませてゆく。
窄まっていたひだが綺麗に拡がりまるで喰い付いているようだった。
ジョンが声をあげて何かを言っていたが、ステフにはまるで聞こえていなかった。ただただそこを全部自分のもので塞ぐことしか頭になかった。
奥にもっと奥に。
気づくとジョンは苦しそうにあえぎ涙を零していた。
口をパクパクさせて溺れかけの魚みたいだ。きっといつものように声も出せずにいるのだ。情けない。
それなのに、ステフは初めてジョンのその唇に吸い付きたいと思った。
あまりに唐突な自分の中の感情に困惑した。
なんで俺がジョンなんかの――
ふいにジョンのすべてが俺を誘っているように見えた。違う。ジョンが誘うからじゃない。こいつの思い通りに俺が行動するわけない。あくまで俺がジョンを支配しているんだ。
腰をそろりと動かし始めると、ジョンがこれまで聞いたことのない官能的な声をあげて仰け反った。
堪らずステフはジョンに抱きつき、自分を惑わす声を発するその口を塞いだ。
夢中でその口にしゃぶりつき、夢中で腰を振った。
そのうちジョンは気を失ったのか、糸の切れた操り人形のようにただ横たわっていた。ステフはそんなジョンを揺さぶり続けとうとう絶頂を迎えた。
それでもなお自分を惑わすジョンを、更に突き上げ犯し続けた。
ステフはジョンに対する征服感とは裏腹に、なぜか支配されてしまったように感じていた。あの日、大木の中で自分を見上げた黒い瞳に魅せられてしまった時のように。
ジョンはステフに犯されるように抱かれて以来、数日間動くことができなかった。体の節々はギシギシと音を立て、ステフが侵入した場所は赤く腫れ血が滲んでいた。
そんなジョンにステフの命令で世話係がつけられたが、そいつは食事を運ぶ程度のことしかしなかった。
結局ジョンは自分で洗面器に張られた水でタオルを濡らし、汚れた体を綺麗にするしかなかった。食事はほとんど喉を通らず、傷が癒えるまでただ横になって過ごした。
使用人の間ではジョンに対する感情がさらに悪化していた。アストンはジョンが息子に痛い目に遭わされたのだと思い、実際に何が起こったのか気づくこともなく満足していた。
ステフはジョンを避けていた。
我を失ってしまったことでジョンを傷つけてしまったからではない、我を失うほどジョンに夢中になってしまったことにショックを受けていた。目を瞑ればあの時の快感が思い起こされ、どうしようもなく体が疼く。ジョンに会わない時間が長くなればなるほど、欲求は募るばかりだ。
ジョンがようやく動けるようになった頃、ステフは我慢するのをやめた。あの顔が見たくてたまらない。無理矢理部屋へ引きずり込むと、いつものようにしゃぶらせた。
喉の奥まで突き刺すようにしてやると、ジョンは苦しそうな顔で涙を流す。それでもいじらしいくらい我慢して、ステフがその口の中へ出すのを促す。
潤んだ瞳はブラックオパールのようで、黒い中に無数の色彩が煌めいているようだ。
その瞳で見上げられると、すぐに絶頂感がやってくる。
つづく
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今までのどんな時より硬く凶器のように反り上がっていた。その先はぬらぬらと濡れており、今もどんどん溢れている。
ステフは誘われるがまま、ジョンの赤く熟れた蕾に挿入し始めた。
足を押さえつけ拡げると、抵抗する間もなくどんどんと呑み込ませてゆく。
窄まっていたひだが綺麗に拡がりまるで喰い付いているようだった。
ジョンが声をあげて何かを言っていたが、ステフにはまるで聞こえていなかった。ただただそこを全部自分のもので塞ぐことしか頭になかった。
奥にもっと奥に。
気づくとジョンは苦しそうにあえぎ涙を零していた。
口をパクパクさせて溺れかけの魚みたいだ。きっといつものように声も出せずにいるのだ。情けない。
それなのに、ステフは初めてジョンのその唇に吸い付きたいと思った。
あまりに唐突な自分の中の感情に困惑した。
なんで俺がジョンなんかの――
ふいにジョンのすべてが俺を誘っているように見えた。違う。ジョンが誘うからじゃない。こいつの思い通りに俺が行動するわけない。あくまで俺がジョンを支配しているんだ。
腰をそろりと動かし始めると、ジョンがこれまで聞いたことのない官能的な声をあげて仰け反った。
堪らずステフはジョンに抱きつき、自分を惑わす声を発するその口を塞いだ。
夢中でその口にしゃぶりつき、夢中で腰を振った。
そのうちジョンは気を失ったのか、糸の切れた操り人形のようにただ横たわっていた。ステフはそんなジョンを揺さぶり続けとうとう絶頂を迎えた。
それでもなお自分を惑わすジョンを、更に突き上げ犯し続けた。
ステフはジョンに対する征服感とは裏腹に、なぜか支配されてしまったように感じていた。あの日、大木の中で自分を見上げた黒い瞳に魅せられてしまった時のように。
ジョンはステフに犯されるように抱かれて以来、数日間動くことができなかった。体の節々はギシギシと音を立て、ステフが侵入した場所は赤く腫れ血が滲んでいた。
そんなジョンにステフの命令で世話係がつけられたが、そいつは食事を運ぶ程度のことしかしなかった。
結局ジョンは自分で洗面器に張られた水でタオルを濡らし、汚れた体を綺麗にするしかなかった。食事はほとんど喉を通らず、傷が癒えるまでただ横になって過ごした。
使用人の間ではジョンに対する感情がさらに悪化していた。アストンはジョンが息子に痛い目に遭わされたのだと思い、実際に何が起こったのか気づくこともなく満足していた。
ステフはジョンを避けていた。
我を失ってしまったことでジョンを傷つけてしまったからではない、我を失うほどジョンに夢中になってしまったことにショックを受けていた。目を瞑ればあの時の快感が思い起こされ、どうしようもなく体が疼く。ジョンに会わない時間が長くなればなるほど、欲求は募るばかりだ。
ジョンがようやく動けるようになった頃、ステフは我慢するのをやめた。あの顔が見たくてたまらない。無理矢理部屋へ引きずり込むと、いつものようにしゃぶらせた。
喉の奥まで突き刺すようにしてやると、ジョンは苦しそうな顔で涙を流す。それでもいじらしいくらい我慢して、ステフがその口の中へ出すのを促す。
潤んだ瞳はブラックオパールのようで、黒い中に無数の色彩が煌めいているようだ。
その瞳で見上げられると、すぐに絶頂感がやってくる。
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2022-07-30 16:01
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