はじめまして。
BL小説を書いております、やぴと申します。
こちらは男同士の恋愛小説となっております。
ストーリーの関係上、性描写があります。
ご理解いただける方のみ、自己責任において閲覧ください。
実際は小説と呼べるほどのものでもなく、趣味で書いていますので、稚拙な文章ではありますが楽しく読んで頂けると幸いです。
コメントなど気軽に頂けると嬉しいです。
誹謗中傷などの心無いコメントは当方で削除させていただきます。ご了承下さい。
Sの可愛い子犬 6 [Sの可愛い子犬]
ステフが部屋に戻ると、ジョンは言われた通りちゃんとベッドの上で待っていた。
これから何をされるのかと不安そうだ。これまでもずっとそうだった。ジョンはいつだっておどおどびくびくして御主人様のご機嫌を伺う犬のようだ。ご褒美をもらうために無理なことでもなんでも言うことを聞く。
ステフはジョンのそういうところが気に入っている。一生懸命に俺のモノを咥えているところや、必死にイクのを我慢しているところもたまらない。もっとジョンのいろんな顔が見たい。
ベッドの端に飛び乗るようにして座ると、ジョンにうつ伏せになり尻を突き出すように命令した。
手にしていた小瓶を傾け中身を指先に数滴垂らすと、薄ピンク色の蕾に今度はそっと優しく触れた。そこは侵入を拒むようにさらにきゅっと窄まった。
こうなると俄然やる気になるのがステフだ。最初こそ抵抗したジョンもなかなか手懐けがいがあったが、いまでは何でも言うことを聞くようになった。だからうまくやればここだって抵抗なんかするものか。
「ジョン、力を抜け」ステフは命じ、窄まりを解すようにぐにぐにと押した。
ここに本当に俺のモノが入るのだろうか?不安に思いつつもやめる気はなかった。明日まで父さんは留守にしている。せっかくの機会を逃すなんて馬鹿げている。
仮に父さんがいたとしても広い屋敷だ。どこで何をしていようが気づかれることもない。まだ見ていない部屋がいくつもある。遊び場所はその数だけあるということだ。
滑りを借りた指は半分ほどまですんなりと入った。
「あぁぁ……ステフ様、そんな……」
「どうだ?今度は痛くないだろう?父さんが持っていたオイルを借りて来たんだ」そう言ってすっぽり指を埋めた。そろりと指を動かすが、ジョンのここはぴったりと吸い付き今度は出るのを拒んでいる。まったくジョンときたら、俺が命令しなきゃなにひとつできやしない。
「ゆっくり動きに合わせて呼吸しろ。――そうだ――どんな感じがする?気持ちいいのか?」
「あの……圧迫されている感じです……」
「そうか、まだ気持ちよくはないって事か……」いったい何が足りないんだろう?いや、足りないのはいつものあの快感。ジョンは嫌だやめてと言いながら、いつもよだれを垂らすほど気持ちよくなっている。
ステフは反対の手でジョンのペニスに触れた。柔らかく縮こまっているそれはゆっくりと揉み始めるとすぐに硬さを帯びてきた。力を入れずゆるゆると扱き、後ろの指を抽挿する。奥まで突っ込み中を探ると、ジョンの体がぶるりと震えた。
「少し触っただけで、もう反応してきてるぞ。それに、後ろもヒクついて俺の指を誘ってるみたいだ」
ジョンはいつだって俺を誘い惑わす。初めて会ったあの日からずっと。
「んっ……んん…ステフ様……はぁ…はぁ…」
ジョンの声の響きが明らかに最初とは違ってきている。よくなってきたってことか?ジョンは今どんな顔をしているのだろう。見たい。俺だけに見せるあの顔を。
「ジョン、このまま仰向けになるんだ」
ステフのその言葉にジョンは身をよじり、のっそりと体を回転させた。気だるげなその仕草とは裏腹にジョンの中の異物は思わぬ場所を突いたようで、大きく喘いだ。
「あぁぁっ……ステフさまぁぁ」
こいつはなんて声を出すんだ。まるでどうすれば俺が興奮し、ジョンをもっと欲しがるのかわかっているみたいだ。まったく腹の立つ。
ステフはイライラとジョンの中を乱雑に掻き乱した。指を増やしてもジョンはもう抵抗はしなかった。柔らかく解されたそこがステフを受け入れるのも時間の問題だ。
「ジョン、顔を上げてこっち見ろ」
ステフに向けられたジョンの顔は紅潮し、瞳は潤み、どこを見ているのか分からなかった。
濡れた口元から発せられる喘ぎに、ステフの身体は火がついたように熱くなり、先ほど熱を冷ましたばかりの股間は大きく膨らんでいた。
三本の指を自身に見立て抜き差しを繰り返す。もうほとんどジョンの中に入っているような気分だった。
ジョンは限界なのかいやいやと頭を振り、懇願するようにステフを見つめた。
体を震わせ背を弓なりに仰け反らせると、待てと言う間もなく達してしまった。白濁を飛ばし、孔内のステフの指強く締め付ける。こんなふうに自分のモノを締め付けられたらどんな感じがするのだろう。
ステフはもう我慢が出来なかった。一刻も早くジョンの中に入りたい、それしか考えられなかった。
つづく
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これから何をされるのかと不安そうだ。これまでもずっとそうだった。ジョンはいつだっておどおどびくびくして御主人様のご機嫌を伺う犬のようだ。ご褒美をもらうために無理なことでもなんでも言うことを聞く。
ステフはジョンのそういうところが気に入っている。一生懸命に俺のモノを咥えているところや、必死にイクのを我慢しているところもたまらない。もっとジョンのいろんな顔が見たい。
ベッドの端に飛び乗るようにして座ると、ジョンにうつ伏せになり尻を突き出すように命令した。
手にしていた小瓶を傾け中身を指先に数滴垂らすと、薄ピンク色の蕾に今度はそっと優しく触れた。そこは侵入を拒むようにさらにきゅっと窄まった。
こうなると俄然やる気になるのがステフだ。最初こそ抵抗したジョンもなかなか手懐けがいがあったが、いまでは何でも言うことを聞くようになった。だからうまくやればここだって抵抗なんかするものか。
「ジョン、力を抜け」ステフは命じ、窄まりを解すようにぐにぐにと押した。
ここに本当に俺のモノが入るのだろうか?不安に思いつつもやめる気はなかった。明日まで父さんは留守にしている。せっかくの機会を逃すなんて馬鹿げている。
仮に父さんがいたとしても広い屋敷だ。どこで何をしていようが気づかれることもない。まだ見ていない部屋がいくつもある。遊び場所はその数だけあるということだ。
滑りを借りた指は半分ほどまですんなりと入った。
「あぁぁ……ステフ様、そんな……」
「どうだ?今度は痛くないだろう?父さんが持っていたオイルを借りて来たんだ」そう言ってすっぽり指を埋めた。そろりと指を動かすが、ジョンのここはぴったりと吸い付き今度は出るのを拒んでいる。まったくジョンときたら、俺が命令しなきゃなにひとつできやしない。
「ゆっくり動きに合わせて呼吸しろ。――そうだ――どんな感じがする?気持ちいいのか?」
「あの……圧迫されている感じです……」
「そうか、まだ気持ちよくはないって事か……」いったい何が足りないんだろう?いや、足りないのはいつものあの快感。ジョンは嫌だやめてと言いながら、いつもよだれを垂らすほど気持ちよくなっている。
ステフは反対の手でジョンのペニスに触れた。柔らかく縮こまっているそれはゆっくりと揉み始めるとすぐに硬さを帯びてきた。力を入れずゆるゆると扱き、後ろの指を抽挿する。奥まで突っ込み中を探ると、ジョンの体がぶるりと震えた。
「少し触っただけで、もう反応してきてるぞ。それに、後ろもヒクついて俺の指を誘ってるみたいだ」
ジョンはいつだって俺を誘い惑わす。初めて会ったあの日からずっと。
「んっ……んん…ステフ様……はぁ…はぁ…」
ジョンの声の響きが明らかに最初とは違ってきている。よくなってきたってことか?ジョンは今どんな顔をしているのだろう。見たい。俺だけに見せるあの顔を。
「ジョン、このまま仰向けになるんだ」
ステフのその言葉にジョンは身をよじり、のっそりと体を回転させた。気だるげなその仕草とは裏腹にジョンの中の異物は思わぬ場所を突いたようで、大きく喘いだ。
「あぁぁっ……ステフさまぁぁ」
こいつはなんて声を出すんだ。まるでどうすれば俺が興奮し、ジョンをもっと欲しがるのかわかっているみたいだ。まったく腹の立つ。
ステフはイライラとジョンの中を乱雑に掻き乱した。指を増やしてもジョンはもう抵抗はしなかった。柔らかく解されたそこがステフを受け入れるのも時間の問題だ。
「ジョン、顔を上げてこっち見ろ」
ステフに向けられたジョンの顔は紅潮し、瞳は潤み、どこを見ているのか分からなかった。
濡れた口元から発せられる喘ぎに、ステフの身体は火がついたように熱くなり、先ほど熱を冷ましたばかりの股間は大きく膨らんでいた。
三本の指を自身に見立て抜き差しを繰り返す。もうほとんどジョンの中に入っているような気分だった。
ジョンは限界なのかいやいやと頭を振り、懇願するようにステフを見つめた。
体を震わせ背を弓なりに仰け反らせると、待てと言う間もなく達してしまった。白濁を飛ばし、孔内のステフの指強く締め付ける。こんなふうに自分のモノを締め付けられたらどんな感じがするのだろう。
ステフはもう我慢が出来なかった。一刻も早くジョンの中に入りたい、それしか考えられなかった。
つづく
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2022-07-25 19:09
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